平等院鳳凰堂:秋の夜に浮かび上がる世界遺産ライトアップ
毎日新聞 2014年10月30日 18時34分(最終更新 10月31日 00時29分)
世界遺産の平等院鳳凰堂(京都府宇治市)が30日夜、ライトアップされた。平成修理を9月に終えたばかりの鳳凰堂が、秋の夜に幻想的に浮かび上がった。
宇治市と平等院が実施した鳳凰堂の夜間拝観に合わせて、LEDの照明設備を点灯させた。約2100通の応募の中から抽選で選ばれた市民約200人が無料招待され、宇治茶も振る舞われた。
宇治市では宇治茶の普及を目的にした宇治茶条例が今月、成立した。条例の理念に沿った事業の第1弾で、市商工観光課は「平等院や宇治茶の良さを認識して、観光客を温かくもてなしてほしい」と期待している。【山田英之】
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