2016年5月14日 星期六

Spring day in the park of Versailles..L'Osmotheque de Versailles

Ce week-end, profitez des Grandes Eaux Musicales dans les jardins du Château de Versailles. Plus d'infos : http://bit.ly/Ohz4cQ
This week-end, enjoy the Musical Fountains show in the gardens of Versailles. More infos: http://bit.ly/OeyxZ8
© EPV / Thomas Garnier

Journée printanière dans le parc de Versailles.
http://bienvenue.chateauversailles.fr/fr/parc/loisirs
Spring day in the park of Versailles.
http://bienvenue.chateauversailles.fr/en/park/leisure
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3. Perfume Series No. 1: Osmotheque / Susan Stone

This week, we kick off our series about the intangible, irresistible, intoxicating... Perfume.
And we start off in the city that cultivated the art of perfumery more than any other in Europe --- Paris.... When Louis the XV took over the throne in the 18th century, perfume really came into its own. His court was so famous for its intoxicating scent that it was called "le cour parfumee", the perfumed court. But did you ever wonder what that smelled like? Or what other historical figures, like Napoleon, doused themselves with before dinner? Well, the answers lies in Paris -- at The Osmotheque. It's a sort of museum of perfume?a conservatory of fragrance, located in the city of Versailles outside Paris. Its mission is to collect and catalogue scents, and to recreate perfumes of the past. Susan Stone has more.

後悔沒學好法文和日文
 そ の名もNapoleon 1er(premier)、『ナポレオン一世』というコロン。これを製造しているCOSMALIAの工場があるのはFAURASというフランス西部の港 町。牡蠣と要塞で有名なリゾート地だ。ここら一帯は軍港ラ・ロシェルを中心に要塞がちらばっている。アラン・ドロンの泣かせる青春映画『冒険者たち』、あ の有名なラストシーンもここ近辺の要塞島で撮影された。このFOURASはナポレオンがフランス本土から永遠に離れたところである。

  ワーテルローの戦いで敗れたナポレオンは、エルバ島脱獄の前科から今度は南海の孤島セントヘレナ島に流されることになった。ナポレオンというとコロン の習慣を広めたことで知られているが、島流しにあってもなおその習慣が捨てきれなかった。熱い風呂に長々とつかった後、コロンをたっぷりと全身にすり込む のが皇帝の日課だった。それも一日にボトル単位で消費していたのだから、ちょっと尋常ではない。セントヘレナ島に持って行ったコロンも、この勢いで使い 切ってしまう。

   世界の果てでオー・デ・コロンを入手するのは不可能に等しい。そこで彼は従者たちの記憶と百科事典を頼りに、現地の果物や香草だけでオー・デ・コロンを 作らせることに成功した。これでロングウッドでの寂しい暮らしにひとつ慰めが加わった。ナポレオンはこの島で6年過ごし、そして没した。

  このオー・デ・コロンの調合レシピを従者の一人、アリが記録に残していた。彼はマムルークという肩書きがついているので、おそらくエジプト遠征の際にナポレオンが連れ帰った人物だろう。このアリ文書は現在L'Osmotheque de Versaillesの所有となっている。古い香水の保存と復元を目的とする団体だ。『Napoleon 1er』はここの認可のもとにCOSMALIAによって再現されているため、箱の中にL'Osmothequeの証明書が同封されている
 
Napoleon 1er
  柔らかいシトラスが主体。クセがなく、澄んでいて、はかない感じの香り。雰囲気だけでなく持続性も同様で、ものの数分で消えてしまう。オー・デ・コロンはどれもユニセックスといいながら男っぽさがあるものだが、これは子供向けフレグランスのような優しさだ。

  ナポレオンが使っていたという4711やRoger et Galletあたりと比べてみると、やはり物足りなさを感じてしまう。孤島の皇帝が必死にヨーロッパでの習慣を続けようとした執念の賜物だけに、この物足りなさが何とも哀しい。天国で浴びるほどコロンを楽しんで下さい、と祈りたくな

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