２千多年前大賀蓮発芽成功

池を薄桃色に彩る古代ハス　千葉の公園で見ごろ

見ごろを迎えた大賀ハス＝２５日午前８時１分、千葉市中央区、福留庸友撮影

大賀ハスが見ごろを迎え、カメラを向ける多くの来園者たち＝２５日午前７時４１分、千葉市中央区、福留庸友撮影

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　【福留庸友】千葉市中央区の千葉公園で、古代のハス「大賀（おおが）ハス」が見ごろを迎えている。
　約９００平方メートルのハス池には、約１千本のハスが植えられ、訪れた人たちは薄桃色の花びらや香りを楽しんでいた。同公園によると、見ごろは今月いっぱい。
　大賀ハスは１９５１年、植物学者の故大賀一郎博士が２千年以上前の地層から発見した種の発芽に成功したもの。