【高岡瑞龍寺】
在寺院山門右邊金剛力士側面的木板牆壁上,看到很美的櫸木紋路,宛如一幅畫,遠比旁邊的雕像精彩許多。
在寺院山門右邊金剛力士側面的木板牆壁上,看到很美的櫸木紋路,宛如一幅畫,遠比旁邊的雕像精彩許多。
瑞龍寺(ずいりゅうじ)は、富山県高岡市にある曹洞宗の仏教寺院。山号は高岡山。本尊は釈迦如来。開基は前田利常、開山は広山恕陽。仏殿、法堂、山門の3棟が近世禅宗様建築の代表作として、1997年に国宝に指定されている。これは富山県下における初の国宝指定であり、2013年現在も富山県唯一の国宝である。
- 総門
- 重要文化財。正保年間に竣工。正面幅三間の薬医門形式。
- 山門
- 国宝。正保2年(1645年)竣工、万治年間に場所を移して建てかえられたが、延享3年(1746年)の火災で焼失後、長らく仮の門が建てられていた。現存する門は文政元年(1818年)に上棟、同3年(1820年)に竣工したものである。
- 二重門(2階建てで、上層と下層の境にも軒の出をつくるもの)で、屋根は入母屋造、杮(こけら)葺き。二重門では下層の屋根を上層よりも大きくつくることが多いが、この門では上層と下層の屋根の出があまり変わらない。これは積雪時に上層屋根から落下した雪が下層屋根に当たるのを防ぐためといわれる。
- 下層に金剛力士(仁王)像、上層内部には宝冠釈迦如来と十六羅漢像を安置する。
- 仏殿
- 国宝。棟札により万治2年(1659年)の竣工とわかる。
- 入母屋造、一重裳階(もこし)付きの総欅造りで、屋根は当初杮(こけら)葺きであったが、現状は総重量約47トンの鉛瓦葺きとする。鉛製の瓦を用いる理由は、俗説では非常時に鉄砲の弾にするためともいうが、実際は冬季の積雪対策のためだという。内部を土間床とし、天井の構造材を見せて装飾としている点、組物(柱上にあり、軒や天井を支える構造材)を密に配する点などは禅宗様建築の特色であり、柱、扉、窓などの細部様式も典型的な禅宗様になる。
- 本尊の釈迦如来と、普賢菩薩、文殊菩薩の釈迦三尊像のほか、達磨座像、跋駄羅尊者像を安置する。
- 法堂
- 国宝。墨書から明暦元年(1655年)の建立とわかる。
- 総桧造りの入母屋造、銅板葺き。内部を土間床とする仏殿に対し、法堂は畳敷きで、横2列、縦3列の6部屋を配する方丈形式の間取りで建坪186坪である。手前の3部屋の前面には広縁(板間)があり、その前面は左右に細長い土間廊下とする。こうした平面形式は曹洞宗建築の特色を示す。二代藩主前田利長の位牌を建物中央奥に安置する。
- かつて同寺にあった七間浄頭(東司)に祭られていた烏瑟沙摩明王立像を安置する。
- 禅堂(僧堂)
- 重要文化財。延享3年(1746年)に焼失したが直後に再建された。
瑞龍寺 | |
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所在地 | 富山県高岡市関本町35 |
位置 | 北緯36度44分08秒東経137度00分38秒座標: 北緯36度44分08秒 東経137度00分38秒 |
山号 | 高岡山 |
宗旨 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 慶長19年(1614年) |
開山 | 広山恕陽(こうざんじょよう) |
開基 | 前田利常 |
文化財 | 仏殿、法堂、山門(国宝) 総門、禅堂、大茶堂、高廊下、北回廊、南東回廊、南西回廊、紙本墨書後陽成院宸翰御消息(重要文化財) 木造烏蒭沙魔明王立像、紙本墨書近衛信尋筆懐紙、前田家寄進の宝物(富山県指定有形文化財) 石廟(富山県指定史跡) |
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