1914(大正3)年の創建時の壮麗な姿に戻された東京駅丸の内駅舎。かつて高層ビルに建て替える案もあったが、赤れんがの姿を愛する市民の後押しで、復元が決定。03年には国の重要文化財に指定された。
全景寫真
春いざなう、シロウオ漁 愛媛・宇和島で始まる
シロウオが入った網を引く松浦紀江さん(左)と夫の利克さん=いずれも宇和島市津島町岩松の岩松川 |
取れたばかりのシロウオ=宇和島市津島町岩松 |
取れたばかりのシロウオ=宇和島市津島町岩松 |
全国で最も早いとされるシロウオ漁が岩松川(宇和島市津島町)の河口付近で始まった。シロウオはハゼの仲間。産卵のために遡上(そじょう)する。2月中旬まで続く。
地元で鮮魚店を営む松浦利克さん(65)と妻紀江さん(64)は、30年以上前から2人で手がけている。
漁をするのは満潮の前後。利克さんが小舟で深さが大人の腰から胸ほどの川の中央まで進み、岸にいる紀江さんと長さ約30メートルの網を張る。海からの流 れが逆流し切った時を見計らって舟を岸に寄せ、2人で網を引っ張って囲い取る。地元の伝統で、他の地方にはないやり方だという。
18日は朝から約6時間かけて20回ほど網を張り、約4合(720ミリリットル)のシロウオが取れた。1月末からの約1週間が最盛期で、4升(7・2リットル)取れる日もあるという。
この1カ月間は店を閉め、雨でも雪でも毎日漁をする。利克さんは「少なくとも曽祖父の代から続いている家業。体はきついがやめるわけにはいかん」と笑顔で話した。
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